散歩動画
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散歩マップ
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今回の散歩コースは、麻布十番駅がある環状三号線に沿った緑色のルート。
- そのほかの散歩コース
- 六本木散歩
- 六本木ヒルズ、テレビ朝日、毛利庭園、東京ミッドタウン、檜町公園、六本木交差点、六本木駅
- 恵比寿・代官山・中目黒散歩
- 代官山 蔦屋書店、ヒルサイドテラス、恵比寿駅、代官山駅、中目黒駅
- 渋谷散歩
- 渋谷駅、渋谷ヒカリエ ShinQs、渋谷スクランブルスクエア、渋谷スクランブル交差点
- 丸の内散歩
- 東京駅、丸ビル、新丸ビル、皇居、日比谷公園、東京ミッドタウン日比谷
- 六本木散歩
散歩コース詳細
前回の記事の振り返り
前回の記事(六本木散歩コース:六本木三丁目〜五丁目の穴場の夜景・お花見・裏社会スポットを巡る)では、
六本木三丁目〜五丁目で人通りが少ない穴場の夜景スポットやお花見スポット、裏社会スポットを散歩しました。
アークヒルズ仙石山森タワーや麻布台ヒルズなどのきれいな夜景と、裏社会スポットやお墓などアングラな場所の両方が楽しめる夜の散歩にぴったりな散歩コースでした。
六本木五丁目交差点から散歩開始
今回の散歩コースでは、ロアビル(六本木共同ビル)や東京ゆきざき本店がある六本木五丁目交差点から散歩開始です。
目の前の通りは、外苑東通りです。
六本木五丁目交差点から左手に行き、麻布台ヒルズを過ぎたところにある飯倉交差点を起点として、東京ミッドタウンの表側(スターバックスコーヒーや無印良品がある側)や青山一丁目駅、四谷三丁目駅、牛込柳町駅付近を通って、江戸川橋駅と早稲田駅を繋ぐ新目白通りにぶつかるまで続いています(参照:外苑東通り – 道路WEB)
外苑東通りの近くを通る駅の路線がそれぞれ横方向に伸びているのに対して、外苑東通りはざっと港区から文京区までを縦に繋いでいるため、8路線もの駅を縦断しています。
東京ゆきざき本店のほうに横断歩道を渡ります。
東京ゆきざき本店とロアビルの間の通りを進みます。
ロアビルの歴史や事件については、前回の記事(六本木散歩コース:六本木三丁目〜五丁目の穴場の夜景・お花見・裏社会スポットを巡る)で触れました。
そのまままっすぐ進みます。
六本木の夜景と心霊現象と
赤い店舗テントのお店は、ウルフギャング・ステーキハウス 六本木店です。
このウルフギャング・ステーキハウス 六本木店がある六本木デュープレックスエムズという建物は事故物件です。
2018年に殺人事件があり、それ以外の部屋でも告知事項ありになっています(参照:大島てる)
六本木五丁目交差点付近は、ロアビルも含め事故物件が固まっているので、オカルト好きな方にはおすすめの場所かもしれません。
引き続きまっすぐ進みます。
右手には六本木ヒルズが大きく見えます。
駐車場の先には、東洋英和女学院小学部・幼稚園があります。
2024年3月中に、このあたりに『美少女戦士セーラームーン』のデザインマンホールが設置される予定です。
設置理由は、東洋英和女学院がセーラーマーズの火野レイが通っていた「T・A女学院」のモデルになったと言われているからです。
東洋英和女学院小学部・幼稚園付近のほかにも、麻布十番商店街や芝公園などゆかりのある場所に合計5個のデザインマンホールが設置されます。
設置される場所によってキャラクターや絵柄が違うので、セーラームーン好きな方は下記の公式情報をもとにぜひ聖地巡礼しながら見てみてください。
港区ホームページ/「美少女戦士セーラームーン」のデザインマンホールを設置します【全国初】
六本木ミュージアムの前あたりまで来ました。
左手にある立派な門構えの建物は、東洋英和女学院中学部・高等部、大学大学院です。
六本木五丁目交差点〜都営大江戸線・東京メトロ南北線 麻布十番駅の出口がある環状三号線にぶつかるまでのこの通りの右側はすべて、森ビルの「六本木五丁目プロジェクト」で再開発が進められる予定です。
左手の路地を見ると、東京タワーが見えます。
鳥居坂まで来ました。
左の白い塀で囲まれた場所は、シンガポール大使館です。
右手にあるマンションは、鳥居坂三生マンションです。
鳥居坂三生マンションは、心霊現象が起こるマンションとして有名です。
物件を借りようとすると、不動産屋から念押しで確認されるという逸話があるぐらい出るという噂です。
鳥居坂三生マンションの裏には、国際文化会館があります。
そのまま鳥居坂を下っていきます。
麻布十番駅へ
環状三号線が通る、鳥居坂下交差点に着きました。
反対側の歩道の左脇には、麻布十番駅南3出入口があります。
環状三号線沿いに左方向に向かって14分ほど歩くと、都営大江戸線 赤羽橋駅に着きます。
以前、赤羽橋駅から東京タワーを散歩しました。
環状三号線を挟んで向かい側の歩道に渡ります。
環状三号線は、勝どき〜辰巳までをぐるっと円を描くように繋ぐ環状道路です。
環状道路はみな皇居を円で囲うように通っており、皇居に1番近い道路を環状一号線として、遠ざかるほど番号が上がっていきます。
環状三号線は、芝公園駅から都営大江戸線の地上を麻布十番駅まで通り、その後は四谷三丁目駅、江戸川橋駅、鶯谷駅、本所吾妻橋駅、木場駅の近くを通ります(参照:東京の「環状3号線」どこまで開通済み? 進行中・進展なし・”飛び地”さまざま | 乗りものニュース)
全線開通はまだされていません。
また、本記事の散歩開始地点・ロアビル前を通る外苑東通りも環状三号線の一部です。
六本木蔦屋書店の昔といま
今回の散歩コースに話を戻します。
右方向にある六本木ヒルズに向かって歩きます。
麻布十番は、とにかく急な坂道が多いです。
今回の散歩コースで通る環状三号線沿いもかなり凸凹とした坂道になっているので、くれぐれも歩きやすい靴で散歩するようにしてください。
引き続き、環状三号線沿いを六本木ヒルズのほうに向かって歩きます。
右手には、東京ミッドタウンも見えてきました。
銀色の太いポールのようなオブジェがある建物は、六本木ヒルズゲートタワーです。
1、2階にはスーパーの信濃屋(SHINANOYA)が入っています。
以前は違うスーパーでしたが、2023年7月に信濃屋になりました。
六本木ヒルズゲートタワーの六本木けやき坂通り側には、六本木 蔦屋書店(旧TSUTAYA TOKYO ROPPONGI)があります。
六本木 蔦屋書店の前身であるTSUTAYA TOKYO ROPPONGIは、日本初のブック&カフェとして2003年に開業しました。
世界レベルでの圧倒的な品揃えと、雑誌の編集をイメージした本棚や書店づくりの目新しさから、開業〜現在まで人が途絶えず人気を誇ります。
2020年にリニューアルしてからは、洋書・洋雑誌を3万冊まで増やして「六本木の洋書屋」をコンセプトにしています。
周辺には大使館や外資系企業があり、海外からの観光客も非常に多く訪問する六本木という土地柄に寄り添ったそうです。
とはいえ、国内の雑誌や本も豊富に取り揃えているので、国内の書籍が読みたい方もいままでどおり楽しめます。
「蔦屋書店 六本木店」ではなく「六本木 蔦屋書店」のように地名を先に出すのは、それぞれの地域性やそこに住む人の求めるものにあわせて体験や価値を提供したいと考えているからだそうです。
レコードやビデオをレンタルしたり、本を売ったりするのが目的ではなく、DVDや本というコンテンツを通じて心を動かされたり、ワクワクしたり、自分のなりたい姿を見つけたりするという体験を提供する。
そうした生活や心を豊かにする、ライフスタイルの提案を軸に創業からさまざまな事業を作ってきたカルチュア・コンビニエンス・クラブの変わらぬ姿勢が感じられる場所です。
都内の蔦屋書店のなかで1番広い代官山 蔦屋書店/T-SITEは、代官山散歩の時に敷地内を歩きました。
蔦屋書店が好きな方は、そちらも見てみてください。
なお、2023年9月より六本木 蔦屋書店の2階はシェアラウンジになりました。
利用する場合は別途料金がかかるので、注意してください。
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※参考文献※
六本木 蔦屋書店については、下記HPより学ばせていただきました。
詳しく知りたい方は、ぜひ覗いてみてください。
- 日本初の本格的なBOOK&CAFÉのはじまり – CCC inside
- TSUTAYA TOKYO ROPPONGIがリニューアル 六本木 蔦屋書店としてオープン|ニュース|CCC カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
- 「未来の自分」を提案せよ——蔦屋書店とTSUTAYAを貫くコンセプト「ライフスタイルを選ぶ場所」とは? – CX(顧客体験)のメディア「XD:クロスディー」
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余談ですが、六本木の歴史や「おしゃれで外国人が多い街」という六本木のイメージができた経緯については、赤坂〜東京ミッドタウンの檜町公園方面を散歩した時に触れました。
けやき坂イルミネーションを歩く
六本木 蔦屋書店を通り過ぎると、六本木けやき坂通りと六本木ヒルズが見えます。
例年11月上旬〜12月25日までけやき坂イルミネーションを行っていますが、年によって開催日程が異なることがあるので行く前に公式HPを確認してください。
撮影時は2023年2月で、例年より期間が長いからか土日の夜でも人通りはまばらでした。
ただ、2023年11月末の平日に通りがかった時には、イルミネーションが点灯する前の時間帯から東京タワーと撮影するためにどちらの歩道にも行列ができていました。
イルミネーション点灯後はさらに混雑すると思われますので、11月〜12月初めの早い時期でもある程度の人の多さを覚悟して見に行ったほうがよさそうです。
また、東京タワーとイルミネーションの両方を楽しみたい場合は、今回の散歩コースのように六本木けやき坂通りを六本木 蔦屋書店方面から上って行くのではなく、反対側にあるグランド ハイアット 東京方面から下る形で歩いてください。
麻布台ヒルズもきれいに見えました。
こちらはまだ開業してまもないからか、ベストスポットで撮影するための行列はできていませんでした。
今回の散歩コースに話を戻します。
六本木 蔦屋書店脇の交差点で、六本木けやき坂通りを挟んで反対側の歩道に渡ります。
そのまま六本木けやき坂通りを上っていきます。
実際にイルミネーションを見ている感覚を味わいたい方は、動画で見てみてください。
石と透明な椅子のようなオブジェは、吉岡徳仁の『雨に消える椅子』という作品です。
その名のとおり、雨が降ると透明になって消えたかのように見えなくなります。
六本木ヒルズのパブリックアートで、六本木けやき坂通りや六本木ヒルズにはほかにも数多くのパブリックアートが飾られています。
けやき坂イルミネーションは、東京駅周辺を散歩した時に見た丸の内イルミネーションと並んで東京を代表するイルミネーションです。
そのほかにも都内の複数のイルミネーションスポットを散歩しているので、気になる方は本記事下部にある「タグ」から「イルミネーション」を選択して見てみてください。
六本木ヒルズアリーナに着きました。
テレビ朝日の音楽番組『ミュージックステーション』のライブが行われる場所です。
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次回は、六本木ヒルズ〜東京ミッドタウンまでを、六本木交差点経由で散歩します。
六本木ヒルズの各フロアやお花見と夜景が楽しめる毛利庭園、都市伝説が噂される六本木ヒルズ 森タワー、六本木七丁目周辺の裏社会スポット、そして東京ミッドタウンのアートを巡る散歩コースです。
【六本木】散歩コース:六本木ヒルズからオカルト・裏社会・アートスポットを巡って東京ミッドタウンへ
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