散歩動画
散歩マップ
★右上の□マークを押して別タブでマップを開き、本記事と見比べながら読み進めると分かりやすいです。
今回の散歩コースは、代官山駅と中目黒駅を繋ぐグレー色のルート。
- そのほかの散歩コース
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- 代官山 蔦屋書店、ヒルサイドテラス、恵比寿駅、代官山駅、中目黒駅
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- 東京駅、丸ビル、新丸ビル、皇居、日比谷公園、東京ミッドタウン日比谷
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散歩コース詳細
前回の記事の振り返り
前回の記事(恵比寿・代官山散歩コース:恵比寿駅西口から、駒沢通り沿いに代官山駅まで歩く)では、JR恵比寿駅西口付近から、駒沢通り沿いを話題のそば屋やサウナ、焼肉店、おしゃれなアパレルショップや雑貨屋などのウィンドウショッピングを楽しみながら、東急東横線 代官山駅中央口まで歩きました。
代官山駅中央口から、猿楽町方面へ
今回の記事は、代官山駅中央口から代官山 蔦屋書店/T-SITEに向かって歩き始めます。
なお、代官山駅中央口をゴールに、渋谷南平台から代官山にかけて散歩するコースもあります。
前編:渋谷散歩コース:再開発で新旧交わる渋谷駅周辺の賑わいの中を歩く
後編:南平台・代官山散歩コース:南平台・代官山の瀟洒な建築と街並みを楽しむ
現在の代官山駅中央口の前には、フォレストゲート代官山の入口ができています。
代官山駅中央口から見て、左手にある坂を上る方向に進み、ファミリーマートがあるつきあたりを右折します。
そのまま道なりに進みます。
代官山といえば、おしゃれな街のイメージがあると思います。
しかし、乗り入れる路線は東急東横線のみの小さな駅で、駅前も賑やかな雰囲気ではないので、初めて来た方は拍子抜けするかもしれません。
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ただ、今回の散歩コースで歩く代官山 蔦屋書店/T-SITEやヒルサイドテラス、おしゃれな路面店がある旧山手通りの賑わいと、その周辺の夕方でも人の少ない路地のギャップが楽しく、ひとり散歩やデートにおすすめな街です。
交差点付近まで来ました。
右手にあるアパレルショップは、Plage 代官山店です。
1階と2階があり、どちらもレディース向けです。
1階はアパレルブランドであるPlageの服が並び、2階はセレクトしたブランドの服や1点物のヴィンテージアイテムなどが並んでいます。
交差点に着きました。
右手に進むと代官山アドレス・ディセがあり、左手に進むと後程通る代官山交番前の交差点に出ます。
代官山アドレス・ディセの近くは、南平台〜代官山散歩の時に通りました。
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代官山駅から東京メトロ日比谷線、東急東横線 中目黒駅に最短距離で歩きたい場合は、左手に進んでつきあたりの鎗ヶ崎交差点に出たら、あとは右手に見える線路に沿って歩けば中目黒駅に着きます。
今回の散歩コースでは、代官山・中目黒の街並みを楽しむために遠回りをしています。
旧山手通りの裏通りをひっそりと楽しむ
信号を渡って、細い路地をまっすぐ進みます。
代官山 蔦屋書店/T-SITEやヒルサイドテラスがある旧山手通りの1本裏の通りです。
車1台がぎりぎり通れるぐらいの狭い通りですが、アパレルショップやインテリアショップがいくつも軒を連ねています。
入ってみたくなるお店ばかりなので、お店が開いている時間帯に散歩するのもおすすめですが、閉店してうっすらとした明かりしか付かなくなってから散歩するのも静かな雰囲気を満喫できておすすめです。
先程の通りのつきあたりで、右に曲がりました。
写真左手の曲がり角にあるコンクリート壁の2階建ての建物は、ISSEY MIYAKEのショップです。
HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEの旗艦店で、メンズ向けのアイテムが取り揃えられています。
奥にもやや小さいコンクリート壁の2階建ての建物があり、そちらはGOOD GOODS ISSEY MIYAKEです。
こちらでは、2フロアともバッグをメインで取り扱っています。
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写真の正面奥に見える、外観頂部がオレンジ色の照明で縁取られた建物は、野村不動産の高級マンション・プラウド代官山フロントです。
12階建てですが、代官山は高層ビルやマンションがほとんどないので目立ちます。
高層階からは、東京タワーや富士山が見えるそうです。
ISSEY MIYAKEのショップの手前で左折しました。
この通りは両側が駐車場なので、いつ通っても人が少ないです。
特に、夜は強い明かりがなく、薄暗くてひっそりとした印象なので、ひとり散歩やデートで静かな通りを歩きたい時におすすめです。
先程の写真の左手にある駐車場です。
1本隣の大通り・旧山手通りにあるヒルサイドテラスのF棟・G棟・H棟の裏側です。
この階段を上ると、旧山手通り側のヒルサイドテラスの入口付近に出られます。
先程の通りのつきあたりに着きました。
ここからが、代官山 T-SITEです。
余談ですが、代官山 T-SITEは代官山 蔦屋書店を中心とする施設全体の名前です。
そのため、代官山 蔦屋書店も含まれた名称なのですが、代官山 蔦屋書店のほうが馴染みのある方が多いと思うので、区別する必要がない時は両方の名前を書いています。
代官山 蔦屋書店/T-SITEへ
まっすぐ進み、代官山 T-SITEに入ります。
目の前の薄暗く照明が付いている建物は、レストランのIVY PLACEです。
天王洲アイルにあるT.Y.HARBORや表参道にあるCICADAなど、おしゃれなレストランをいくつも手掛けるTYSONS&COMPANYのレストランです。
代官山 蔦屋書店/T-SITEの開業時からあって、周りの落ち着いた雰囲気に馴染む趣のあるお店です。
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T.Y.HARBORやCICADAと同じで、店内が非常に広くさまざまなエリアに分かれています。
ペットや未就学児も入店可能ですが、ペットはテラス席の一部席のみ利用可能で予約不可、未就学児はカフェエリアと個室の利用可能で予約可(※個室の場合はミニマムチャージ15,000円〜)です。
余談ですが、芸能人がよくここで食事をした写真をSNSに投稿しているのを見かけます。
IVY PLACEの手前で右に進み、大きな犬のオブジェの前で左に曲がると、
FOOD&COMPANYというスーパーがあります。
2022年に開業したばかりで、野菜や果物のほかに変わったチルド食品や調味料、ドレッシング、ビールなどが売っています。
成城石井のようなイメージで、暇つぶしがてら覗くと楽しいです。
IVY PLACEの手前で左に進むと、左手にプリンチ(Princi)というパン屋があります。
スターバックスコーヒーが手掛けるパン屋ですが、通常のスターバックスコーヒーのパンとはまったく異なります(もちろん通常のスターバックスコーヒーのパンもおいしいですが!)
どのパンもおいしいので、いちパン屋として一度は行ってみてほしいお店です。
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土日祝日は混みますが、平日の昼過ぎ以降は空いています。
中目黒と銀座にあるスターバックス リザーブ®でもプリンチのパンを食べられますが、どちらも大混雑するので、パンを買う場合はこちらのお店のほうがおすすめです。
プリンチを通り過ぎると、いよいよ代官山 蔦屋書店です。
代官山 蔦屋書店/T-SITEは、2011年開業です。
そもそもTSUTAYAは、1983年に大阪府枚方市で1号店をオープンしました。
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「映画と音楽と本が1つのお店で手に入る、カルチュアを手軽に楽しめる店」をテーマに、新たなライフスタイルを提案しました。
そして、その頃TSUTAYAに足を運んでいた人達に、もう一度ライフスタイルを提案・提供する場として作られたのが、代官山 蔦屋書店の始まりです。
50歳以上の大人をターゲットにしていますが、「大人のライフスタイルをすべての人に提供する」ことをテーマに、開業してから今日まで幅広い年代の人が来店しています。
開業時の広告宣伝も特徴的で、静かな環境を楽しんでもらいたいとの配慮のもと、一切の広告宣伝はおろか開業の公表すらほとんどせず、ひっそりとオープンしました。
開業当日の開店時には、たった5人しかいなかったそうです。
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いまでは、平日でも多くの人で賑わっており、土日は空いている席を探すのにしばらく歩き回らなければならないほどです。
ざっくりとした体感ではありますが、夏は平日でも屋外のテラス席まで埋まっているのに対し、冬はテラス席はほぼおらず、店内の席数にも余裕があることが多いです。
人が少ない時に行きたい方は、寒くなってからか平日の夜遅くがおすすめです。
また、駐車場側はいろんな景色を楽しめる穴場スポットです。
代官山 蔦屋書店/T-SITEの駐車場付近は、南平台〜代官山散歩の時に通りました。
上の写真は2024年冬に撮影しましたが、夜は渋谷スクランブルスクエアが光っているのが見えてきれいです。
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桜が植えられているので、春にはプチお花見もできます。
どちらも駐車場寄りのテラス席から眺められるので、座って楽しんでみてください。
2021年12月から、代官山 蔦屋書店3号館の2階全体がシェアラウンジに変わりました。
3号館は、1階にスターバックスコーヒーがあって、2階には映画・音楽コーナーがあった建物(上の写真左)です。
利用料金は、60分で1人1,650円〜です。
以前ほど気軽には行けなくなってしまいましたが、3号館2階は眺めがよいので、気分転換にちょっと贅沢気分で仕事したい方におすすめです。
ヒルサイドテラスと代官山の歴史
代官山 蔦屋書店/T-SITEを出て、旧山手通りに出ました。
代官山駅方面に戻る方向の左手に向かって歩きます。
旧山手通りは、全長2kmに満たない短い通りです。
今回の散歩コースのように、代官山 蔦屋書店/T-SITEを出たら左に道なりに進むと、つき当たる鎗ヶ崎(やりがさき)交差点が起点です。
そこから戻る方向に伸びて、代官山 蔦屋書店/T-SITEを通り過ぎて南平台の方面まで繋がり、六本木散歩の時に歩いた首都高速3号渋谷線を越えて、神泉駅の近くにある山手通りとの合流地点が終点です(参照:旧山手通り – 道路WEB)
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首都高速3号渋谷線から代官山 蔦屋書店/T-SITEまでの旧山手通りは、南平台〜代官山散歩の記事を見てください。
神泉駅を過ぎると松濤に入るので、代官山や神泉、松濤と高級住宅街を走る通りです。
車の交通量はそれなりに多いですが、高級住宅街ということもあって夜は人通りが少なく、おしゃれな建物も多いので、夜のひとり散歩・デートにおすすめです。
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首都高速3号渋谷線まで出れば、渋谷駅まで徒歩10分ほどで着くので、帰りのアクセスも抜群です。
引き続き道なりに進むと、左手に開けた場所が見えます。
ここが、ヒルサイドテラスのF棟・G棟・H棟です。
代官山 蔦屋書店/T-SITEに入る前に歩いた通りが、ここの裏手の駐車場になります。
もともと、この近くには、富士山を崇拝する民間信仰によって作られた富士塚がありました。
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そうした土地柄のよさに惹かれ、江戸時代には地方の藩士が次々と武家屋敷を建て、明治時代には官僚や軍人、資産家が大邸宅を構えたお屋敷街としての歴史があります。
戦後は、海外の方が多く住む街となり、各国の大使館も複数建てられました。
ヒルサイドテラスは、このあたり一帯の大地主であった朝倉家(現在は朝倉不動産)と建築家の槇文彦によって、約30年かけてゆっくりと建設が進められました。
それは、ヒルサイドテラスが長きに渡って快適な場所として使われ続けるように、そして高層ビルや雑居ビルが所狭しと建ち並ぶ都市にはせず、お屋敷街としての代官山の歴史を街並みに活かすことを意識した、実験的な取り組みでした。
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周辺環境の変化に合わせて、数年おきに段階的に棟を増やしていったヒルサイドテラスは、低中層の商業施設と住居が並ぶ、代官山らしい景観を完成させました。
そして、その代官山らしさは、付近の住民や通勤者に文化として大切に守られ、高層建築を規制するルールを定めました。
そのおかげで、新たに建設される商業施設や大型マンションも低中層が基本となり、現在まで代官山らしい街並みが保たれています。
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※参考文献※
代官山の歴史についてはDaikanyama.life、ヒルサイドテラスと代官山の街づくりについては一般財団法人 日本不動産研究所が非常に詳しく書かれており、学ばせていただきました。
より詳細を知りたい方は、ぜひ覗いてみてください。
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今回の散歩コースに話を戻します。
旧山手通り沿いを、引き続き代官山 蔦屋書店/T-SITEから代官山駅方面に戻る方向に進むと、デンマーク大使館という交差点に出ます。
写真右方向に歩道を渡ると、デンマーク大使館があります。
代官山には、デンマーク、リビア、ギニア、ウガンダの4つの国の大使館があります。
デンマーク大使館交差点で、先程右手に見えていた反対側の歩道に渡ります。
こちら側の歩道には、ヒルサイドテラスのA棟〜E棟があります。
A棟からアルファベット順に建てられているため、こちらのほうが先程見た棟より先に建てられています。
引き続きまっすぐ進みます。
代官山交番前交差点に出ました。
信号を渡った先にあるのが、代官山交番です。
左に進むと、今回の散歩コースの最初の方に歩いたPlage 代官山店の通りに出ます。
代官山交番前交差点で、交番の方に向かって信号を渡りました。
交番の隣の1階は、イデアという家具店です。
椅子の取り揃えがとにかく豊富で、所狭しと並んでいます。
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地下1階は、ごはんや 一芯という和食店です。
和食とお櫃のご飯がとにかくおいしく、雰囲気もよいお店です。
いつも並んでいるので、気になる方は予約してから行ってください。
代官山の原点・目切坂へ
イデアとごはんや 一芯の横を通り過ぎ、道沿いに坂を下っていきます。
ここからは目切坂という坂道です。
ヒルサイドテラスのところで触れた、富士山信仰で作られた富士塚があったのはこのあたりです。
目黒元富士と呼ばれ、のちに近くに作られた目黒新富士と歌川広重の絵にそれぞれ描かれました。
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この富士塚をきっかけに、行楽地、そしてお屋敷街と代官山の歴史が築かれていったことを考えると、代官山の原点と言ってもよい場所かもしれません。
現在は、人の少ない静かな通りなので、ひとり散歩やデートに最適です。
目切坂にも、両側にヒルサイドテラスの別館があります。
奥に見える建物は、キングホームズ代官山という高級マンションです。
1975年竣工のヴィンテージマンションですが、内装は2010年に改修済みで新しい高級マンションさながらです。
緑豊かで敷地が広く、芸能人が住んでいると噂されるキングホームズ代官山ですが、2019年に数十億円ものダイヤなどの貴金属が盗まれる事件が発生しました。
道なりに坂を下っていきます。
目切坂は、歩道が代官山交番を背にして左側にだけガードパイプ付きで設けられており、反対側にはありません。
車道は細く、急カーブが多くて歩くと危ないので、散歩する時はガードパイプがある側を歩くようにしてください。
しばらく歩くと、左手に明かりがついた大きな施設が見えてきます。
ここは、東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパスです。
卒業生には、黒柳徹子さんや松下奈緒さん、山崎育三郎さんなどがいます。
もともと池袋にキャンパスがありましたが、2019年にこちらの中目黒・代官山キャンパスが新たに開校しました。
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日建設計と戸田建設の設計で、目切坂の勾配に合わせて低中層のまま高さも実現した、代官山の街に馴染むおしゃれな建築です。
引き続き、目切坂を東京音楽大学に沿って歩きます。
目切坂は、坂の勾配がキツめです。
今回の散歩コースのように、代官山交番側から歩く分には下り坂でよいですが、反対側から上るのは少し大変です。
ただ、このあたりの中目黒方面から代官山方面に行く通りは、急な上り坂が多いです。
特に、この近くの美空ひばり記念館がある上村坂は、目切坂よりもさらに急な坂道になっています。
1番坂の勾配がゆるやかなのは、中目黒駅に繋がる線路沿いの西郷山通りです。
足が疲れている時は、こちらの西郷山通りを通ることをおすすめします。
余談ですが、西郷山通りの由来となっている西郷山公園については、南平台〜代官山の散歩記事で触れています。
目切坂を下りきりました。
つきあたりを左に曲がります。
中目黒らしい、カフェと服屋と銭湯
目切坂を下って左折し、西郷山通りに出ました。
車道を挟んで反対側にある建物は、Swell Coffee Roastersというカフェです。
土日は4〜5人待ちすることもある人気店で、ホットサンドが名物で夜遅くまでやっています。
平日・土日ともに18時以降は空いている印象なので、夕食までの暇つぶしなどに行くのがおすすめです。
東京音楽大学は、目切坂と西郷山通りに面しています。
左手は東京音楽大学、右手はSwell Coffee Roastersです。
東京音楽大学沿いを、中目黒駅方面に向かって歩いていきます。
中目黒駅付近になると、電動キックボードのLUUPに乗っている人が多い印象です。
また、余談ですが、東京音楽大学の近くの電柱の体感9割ぐらいは、このアトラスタワー歯科の広告です。
東京音楽大学を通り過ぎました。
このあたりまで来ると、中目黒駅に乗り入れる電車が高架上を通っているのが見えます。
左手にある自転車が置かれている建物が1LDK、右手にある3階建ての建物が1LDK apartments.という中目黒で有名なセレクトショップです。
1LDKがメンズ、1LDK apartments.がレディース向けの服が置いてあります。
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1LDK apartments.の方は、Taste AND Senseというカフェが併設されています。
1LDK、1LDK apartments.を通り過ぎると、右手に光明泉という銭湯があります。
老舗の銭湯ですが、2014年に全面改装していて高濃度炭酸泉や人工ラジウム泉、サウナ、露天風呂があります。
備え付けでシャンプーやボディーソープはありませんが、タオルなどとともに数十円でレンタル/購入できます。
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露天風呂は、毎週金曜日から1週間ごとに男湯/女湯が切り替わるシステムです。
最終受付が0時30分と遅くまでやっているので、仕事や予定終わりに寄って一息つくのもよいかもしれません。
中目黒高架下まで来ました。
高架下の手前の通りを歩いても、中目黒駅前に出れます。
お店がなくて人通りが少ないので、静かな通りを散歩したい時はこちらがおすすめです。
今回の散歩コースでは、高架下をくぐって右折し、お店がある方の通りを散歩します。
左折すると、中目黒方面から代官山方面に行く通りのなかで坂の勾配がゆるやかと伝えた、西郷山通りの線路沿いに出ます。
中目黒高架下近くの賑わいに交える
中目黒高架下をくぐって右折し、中目黒駅に向かって歩きます。
こちらの通りは、両側に飲食店が建ち並んでいるので、いつ通っても人が多く賑わっている印象です。
左手に伸びる小道まで、飲食店が何軒も軒を連ねていて、とても活気があります。
目黒川の手前に来ました。
この橋は、日の出橋と言います。
目黒川のお花見で1番混雑するのが、このあたりです。
日の出橋で左手を見ると、大きなタワーマンションが輝いています。
これが、東急コミュニティーの中目黒アトラスタワーです。
中目黒のシンボルのような存在で、2009年に竣工しました。
45階建てで、芸能人が多く住んでいると噂される超高層マンションです。
2020年に宅配会社を装って部屋に押し入る強盗事件があったことで、覚えている方もいるかもしれません。
日の出橋を越えて、反対側の歩道に渡り、引き続きまっすぐ進みます。
左手の1番手前に見えるお店は、AFURIという人気ラーメン屋です。
柚子を使った塩ラーメンや醤油ラーメン、つけ麺が名物で、都内に10店舗以上展開しています。
右手を見ると、中目黒 蔦屋書店があります。
2016年に開業した蔦屋書店で、代官山 蔦屋書店/T-SITEと比べるとかなり小さいですが、中目黒駅のすぐ近くにあるので、ちょっとした暇つぶしに便利です。
本だけでなく、調味料やお菓子、アロマや化粧品など、ギフト・自分用どちらにも使える食品や雑貨もあります。
中目黒駅前の輝くシンボルと都市伝説
中目黒駅前に着きました。
信号を渡った先にある改札が、正面改札です。
そして、目の前に見える通りが、山手通りです。
後ろには、先程横側から見た中目黒 蔦屋書店があります。
中目黒 蔦屋書店も、スターバックスコーヒーで購入した飲み物を飲みながら、店内の本が読めます。
先程通った中目黒高架下沿いの通りの方の曲がり角には、福岡で大人気のパン屋・アマムダコタンが手掛けるI’m donut ?というドーナツ屋があります。
平日・土日問わず行列ができていますが、並んでいる間に注文するので回転が早いです。
中目黒 蔦屋書店沿いに奥まで1列並んでいる時なら、待ち時間は20分程度です。
上の写真は、2024年5月の開店している時に撮影しました。
生ドーナツの食感が斬新で癖になるので、気になる方はぜひ一度食べてみてください。
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2024年7月に、先程通った日の出橋の近くに同じくアマムダコタン系列のパン屋dacō中目黒ができました。
まだ並ぶほど混んでいないので、気になる方はいまのうちに行ってみてください。
山手通り沿いの中目黒アトラスタワーの方に歩いてきました。
左手に見えるのが、中目黒駅正面改札です。
余談ですが、このあたりでの木村拓哉さん一家の少し変わった目撃情報を、何度か耳にしたことがあります。
木村さん一家といえば、ペットの犬の犬種が珍しく、オーストラリアン・ラブラドゥードル2匹とオールド・イングリッシュ・シープドッグ1匹を飼われています。
どちらの犬種も珍しく、また3匹のうち2匹は大きくて目立ちます。
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犬が好きな人が、この犬が散歩されているのを見かけて、珍しくてなかなか見れない犬種なので触らせてもらいながら飼い主と話した後、別れ際に飼い主にお礼をしようと思って顔を見上げたら工藤静香さんだったという話です。
この話は、一度だけではなく2、3回別の人から聞いたことがあるので、もし本当なら木村家以上に存在感のあるスター犬なのかもしれません。
中目黒アトラスタワーの真下まで来ました。
低層階には、飲食店や病院、コンビニなど多くのテナントが入っています。
外観頂部の宝石のような模様のライティングがおしゃれです。
この中目黒アトラスタワーを見ると、改めて中目黒に来たなと実感します。
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東京の街や散歩が好きで、いろんな街の雰囲気やおすすめのお店が知りたい方には漫画『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』がおすすめです。
ただおすすめスポットを紹介するのではなく、その街の空気感が感じられる景色や描写が多いので、あまり行ったことのない街でも読み終わる頃には散歩したくなっています。
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2021年に、続編の『それでも吉祥寺だけが住みたい街ですか?』も発売されています。
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